朋之会@GINZA SIX 観世能楽堂

2/1に、国立能楽堂で初めて見た「能」が面白かったので、調子に乗ってまた見に行きました。今回は、銀座の観世能楽堂です。

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GINZA SIX

銀座に何やらデカイ建物を作っているな、とは思ってましたが、初めて中に入りました。向かいにあるユニクロは、中国人観光客が減少したからか閑散としてました。

入ります。

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入口の看板

能楽堂の入り口は正面玄関の反対側(つまり裏側)です。観光バスの発着場がありました。地下3階までエスカレーターで降ります。

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観世能楽堂

能が始まると写真撮影はできないので開演前に撮りました。見た目は国立能楽堂とおんなじ造りで、違いがわかりません。レギュレーションがあるんでしょうかね?

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座席から

今回の料金システムは、自由席が6,000円で指定席が欲しい場合はプラス2,000円です。お作法がわからないので、指定込みの8,000円で予約しました。行ってみたら、指定席は正面前方にまばらにあるだけで、ほとんどの方々は自由席です。私も、最前列が空いていたので、予約した4列目には座りませんでした。今日は一日、この最前列で観劇です。

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本日のプログラム

13時開演、18時終了でした。能が3つに、狂言が1つです。自然居士、胡蝶、野守という曲でした。開演前に、若い能楽師(武田崇史)があらすじや見どころを解説してくれたのが良かったです。

ここは、国立能楽堂に設置されてた席前のディスプレイが無かったので、セリフは半分くらいしか解りません。特に合唱団の皆さんは何を言ってるのかほとんど解りませんでした。そのせいか、手元に台詞が書いてある本を見ながら観劇している人が大勢おられました。左隣の和服のお兄さんは、iPadを見てたなあ。要研究です。

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和服率、高し

観客は、年配のご婦人が多い印象です。場所柄か、伝統芸能だからか、和服の人も多いです。私は普段着のパーカーにジーンズだったので、いささか「浮いて」たかもしれません。和服を誂えようかなあ、と少し思いました。

見ていて面白かったのは、最後の「野守」でした。シテが若いからか(武田祥照、32歳)、本来そのような曲なのか、動きが躍動的で引きつけられました。

狂言はセリフもよくわかって、笑いも入り、文字通り楽しかったです。

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都営バス

家との往復は都営バスを使いました。新大橋から築地本願寺前まで15分くらいなので誠に便利でした。仕事で東京駅に行くときも利用してたんですが、銀座方面もこのバスが使えるのは発見です。

能の面白さについて再認識もできて、いい一日でした。

また、行こう!